大腸カメラ検査とは
大腸カメラは、内視鏡を使用して大腸の内部を観察する検査です。 この検査は、大腸の炎症の状態や疾患の有無の診断に使用されます。 患者さんは内視鏡を直腸から挿入し、カメラで大腸の内部を映像で確認することができます。 内視鏡は細い柔軟なチューブで、先端には小さなカメラと光源が備えられています。 大腸の壁の異常やポリープ、炎症、潰瘍、出血などを確認することができます。
当院の大腸カメラ検査の特徴
- 内視鏡専門医による検査
- 日帰りポリープ切除
- 炭酸ガスによる負担軽減
大腸カメラ検査を受けるタイミング
- 40歳以上で一度も検査を受けたことがない方
大腸カメラ検査の料金
1割負担(税込) | 3割負担(税込) | |
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大腸カメラ検査(観察のみ) | 約2,500円 | 約7,500円 |
大腸カメラ検査+病理組織検査 | 約3,000~5,000円 | 約10,000~16,000円 |
大腸ポリープ切除+病理組織検査 | 約7,000~10,000円 | 約20,000~30,000円 |
日帰りポリープ切除
大腸ポリープとは
大腸の粘膜にイボのような盛り上がったものの総称をポリープといいます。ポリープの大きさや、数、形状は様々です。
ポリープは、そのまま放置して大きくなると「がん化」するおそれがありますので、当院では小さいポリープのうちに切除することをおすすめしております。
日帰りポリープ切除術
当院では、大腸内視鏡検査の際にポリープが見つかった場合、検査と同時に日帰りでポリープ切除を積極的に行っていきます。日帰り手術のメリットは、検査のついでに手術ができるので、患者さんの通院や体の負担が少ないことです。
ただポリープのサイズが大きい、また、切除後の出血の危険性が高い場合、患者さんの基礎疾患において偶発症の起こる可能性が高い場合は、総合病院に紹介して切除していただきます。
切除方法として、10mm以下の大腸ポリープには、焼灼せずに切除する『コールドポリペクトミー』を積極的に導入しております。この方法は、従来の電気を流して切除する方法と比べて、偶発症である検査後の出血(遅発性出血)、腸の壁に穴が開く(穿孔)の危険性を減らします。
ポリープ切除のリスク
- 出血が止まらなかったり、穴があいたりします。
ポリープ切除後の注意点
- 下剤により、体は脱水になっています。こまめに水分補給をしましょう。
- 切除した当日はアルコールや油っぽい食事は控えましょう。
- シャワーは可能ですが、切除当日は入浴を控えましょう。
- 激しい運動はお控えください。(翌日以降は大丈夫です)
- いきんだり、重い荷物は持たないようにしてください。
- 血液をサラサラにするお薬を服用中の方は医師の説明があります。